ストレスコーピングの考え方その2
こんにちは、あるてぃー代表の内藤でございます。2週間ぶりに記事を書かせていただいてます。
本日の生活基礎訓練でのお話しを再度おさらいさせていただきたいと思います。
こんなことをやっていますよ、というさわりだけでも味わっていただければ幸いです。
前回、コーピングを「意図的な対処」というふうに説明しました。そして、どの部分に対処をしやすいのか?ということで、個人に起こる4つのストレス反応、つまり①認知 ②気分・感情 ③身体反応 ④行動を挙げ、その中でも①認知と④行動がもっとも対処しやすいものとしていました。
外在化(がいざいか)の重要性
そもそも、先の4つの反応だけではなく、ストレッサー(環境や状況)自体を変えてしまうという方法もあるにはあるでしょう。でも、余程のちゅーばー(ユーチューバーじゃないですよ)でもない限り難しいし、限界もあるでしょう。
なので、やはり自分の内面=ストレス反応に目を向けるのがよいのかもしれません。そこで、有効になることが「内にあるものを外に出す」つまり、あたまの中やこころの中にあるものをノートやパソコンでもいいと思いますが、書き出すということです。これを外在化といいます。これをするとどういうことになるかというと、客観的に、自分の思考や感情と同一認せずに距離を置いて眺めることができます。自分の思考や感情に気付くことができるということです。昨今よく聞く「メタ認知」もこれに近いものかもしれません。
どの道が易(やさ)しいか
先週のこの時間には、体験の中でのストレッサー(ストレスを与える環境や状況)について外在化してみました。
そして今日は、認知について外在化するワークに取り組みました。認知を概念(がいねん)として捉えると奥が深いような気がします。例えば似たようなものに
認知≒思考≒自動思考≒スキーマ≒ブリーフシステムなどなど…。これらについては、また説明をするとして、本日は「認知」を1.自動思考(浅いもの)2.スキーマ(深く沁みついているもの)として、ストレス体験の中から、自動思考に気づきをおいて外在化にとりくんでみました。
Yさんからは、外在化したものを発表してくださりさらなる外在化をしていただきました。
このように生きた題材を提供していただけることは訓練生のみなさんにとってはともに考える、自分事として考えられるいい機会となります。
どこに目を向け、どこに対処するかはそれぞれ、皆さん自身で選ぶことができます。取り組みやすい道を選んでもよいでしょうし、パワーが回復してきている人には敢えてハードな道を選ぶこともできますが。
いちばんに重要なのは、継続すること、続けていけることでしょう。