「あるてぃー」が拡大します。
こんにちは、職業指導員の上野です。
あるてぃーの隣にパン屋さんがありました。ご存知でしょうか?そのパン屋さんが空きまして、そこをあるてぃーが借りることになりました。そうです。1階フロア全部、あるてぃーになります。
どんなスペースができるかというと、正直まだ決まっていません。だからアイディア募集中です。私個人は、JimdoCafeのスペースがハッキリ決まっていなかったので、この木のぬくもりのする場所でJimdoCafeをやろうかと密かに企んでいます。ネスカフェのアンバサダーというものにも登録しました。Cafeなので、コーヒーも売ろうかと…(笑)
そんな曖昧な感覚ですが、お隣の工事は順調です。12月には皆様にお披露目したいと事務長も申しておりました。今風の木を使ったITぽいオフィスを目指しています。楽しみです。
あるてぃー 4歳になりました。
満4歳。
障がい者サポートステーションあるてぃーは、2013年10月1日より産声をあげました。そして、2017年10月1日で満4歳を迎えることができました。相談員の皆様、各関係者方々には、大変お世話になりました。そして今もお世話になっております。たくさんの支援者の方々に支えていただきながら、あるてぃーはこれからも成長していきたいと考えております。
たくさん「想い」をカタチにします。
あるてぃーにしかできない訓練や体験をもっと訓練生に届けたい。その想いは創業当時と変わりません。時代とともに成長・進化し続けるあるてぃーを今後ともよろしくお願い申し上げます。
過去最低 9月の出席率79.2%
こんにちは、職業指導員の上野です。
先日、出席率が発表になりました。過去最低79.2%です。反省と同時に分析してみました。9月は、猛暑が続き、室内外の温度調整がうまくできず、風邪や体調不良気味の訓練生が多かったことが挙げられます。また、定期的な通院が重なったことも要因の一つでもあります。
初心に戻る
初心に戻り、支援方法を考えるキッカケづくりになりました。体調不良や通院による出席率の低下ですが、これを機会に支援方法や職員間の情報共有の在り方を再確認するキッカケになりました。
早めの対応を心掛ける。
訓練生に無理をさせない。
手を優しく引き傾聴する。
報連相を再確認。
あるてぃー 10月で4周年
以上の内容を職員間で再認識し、10月からも頑張ります。10月はあるてー開所4周年ということもあり、良いタイミングで初心に戻ることができたと感じています。
「相談」は選択肢を増やすこと
こんにちは。職業指導員の上野です。
うちの訓練生がこんなことを言っていました。
朝、洋服選びの時に、長袖か半袖に迷ったら秋ですね。
これは、訓練生と私のある会話の一部です。沖縄は、四季の中でも春と秋が微妙で分かりづらいと聞きます。しかし、この訓練生の表現は、すごく分かりやすいと感心しました。
障がい者就職面接会が今年も開催
さて、明後日、9月14日(木)に沖縄コンベンションセンターにて、障がいを持つ方向けの就職面接会が開催されます。それに向けて履歴書を作成しておられる方も多くいらっしゃると思います。今日は、社会人になったら、必須スキルといわれる報連相の「相談」についてお話させていただきます。
あるてぃーのビジネス講座では、社会人として必要な基礎力を身につけ、向上する訓練を主としています。その訓練の一部に「報連相」があります。報連相は社会人になったら当然のように身につけなければいけないスキルの一つです。しかし、報連相をしっかり教えてもらった記憶って、意外とないものです。そして、報連相の中でも「相談」が特に障がい者雇用においても大事なスキルだと感じています。
報連相の「相談」とは、なんでしょうか?
相談とは、悩んだり困った時に専門的な人へ悩みや心配なことを話してアドバイスをもらい自分の選択肢を増やすことにあります。つまり、相談とは、自分が進むべき道を冷静に判断したり、増やすことなんです。選択肢は必ず増えるとは限りません。時にはある選択肢から選ばなければいけない時がありますが、アドバイスを受けることによって相談前より冷静に選択する力が身についているはずです。
相談には3つのポイントがあります。
悩んだ時・困った時
専門的な人へ
選択肢を増やす
この3つのポイントを少し具体的に見てみようと思います。
①悩んだ時・困った時
少しでも迷ったり、困ったら相談です。自分自身で不安状態を継続して悩むより、相談した方が気が楽になる可能性が高いからです。
②専門的な人へ
専門的な人というのは、周囲の人でより知識や経験が豊富な方を指します。社内で言えば、先輩や上司などにあたります。友達に相談したけど…と聞くことがあります。友人に頼る前に、専門的な人に相談ができれば、変わっていたかもしれません。
③選択肢を増やす
必ず、選択肢は増えません。選択肢は、増えることが多いと感じています。自分にとって、思いもよらなかったアドバイスをもらうかもしれません。それは、新たな選択肢です。その選択肢は自分を大きく成長させる経験値になる可能性もあります。新たな選択肢は、同じことで悩むことがあっても回避できる可能性が上がります。つまり、経験値が上がったことを意味します。
今からでも全然間に合います。
報連相は、大事な社会人スキルです。就職してから、様々な経験をすると思います。悩むこともあるでしょう。そんな時、ぜひ相談できる人や場所を見つけておきましょう。「相談」をしっかり理解できれば、安心した生活を送ることができますよ。
あるてぃーでは、普段からあらゆることに相談をお受けしています。もちろん就職後においても相談や指導をしています。訓練生はもちろん卒業生が気軽に相談していただいています。
8月の出席率 86.9%
こんにちは。職業指導員の上野です。
今日は、お盆のなか日。いかがお過ごしでしょうか?
出席率が高い理由は、訓練だけじゃない。
数字が全てじゃない。大事なのは中身。
8月の出席率が発表になりました。先月よりも4.5ポイント増の86.9%です。
そして、今期最高出席率です。しかしながら、数字ばかりを追い求めても全く、意味がありません。この数字は結果であり、そのプロセスが大事だと。
出席率の目的は、訓練生の生活リズムの安定と質の向上です。あるてぃーの基本カリキュラム、障がい理解やコミュニケーション知識を学ぶ「生活基礎訓練」、協調性を磨く「グループワーク」の成果を感じているところです。
雰囲気を良くする素、それは「笑顔」
高出席率をキープしている本当の理由は、何でしょうか?日々の訓練の成果であることに間違いないかもしれません。しかし、私たち職員は、訓練生が自然に出す雰囲気にあると感じています。そして、その雰囲気の素は、訓練生の笑顔です。自然に溢れる彼らの笑顔は明るく、そして湧き出す力でもあります。それをお互いに共有し、共鳴し合い成長している毎日を感じています。
お昼時間、その事故が起きた。〜あかずの箱〜
こんにちは、職業指導員の上野です。
昼にその事故は起きました…。
電子レンジで5分、開かずの箱に。
お昼時間、訓練生がいつも通りに弁当を電子レンジへ。夏ということもあり、弁当は凍らせて持参。いつも5分間、レンジをまわしているのはそのためだ。温めたその箱を取り出す。フタと箱が弓なりに反っている…。
しかし、ここまではよくある話。レンジで温めすぎると弓なりに反ることがあるが、フタを開ければ元に戻る。それは、フタが開けばの話。
箱を開こうとフタに手をかける…。「開かない…。」訓練生は焦った…。
他の訓練生、職員がこの箱を開けようと試みる。レンジで再加熱する者。フォークの柄を使ってテコの原理を試す者。そして、冷凍庫に入れて冷やす者。すべてうまくいかない…。
お昼時間終了まであと10分。彼は、このまま食べることが叶わずに、弁当と一緒に飲もうと持参した、懐かしの炭酸飲料MATCH(マッチ)のみで乗り越えることができるのか…。
救世主は電気ドリル
ネット検索そして、色々試してみる…。全てうまくいかない…。そして、一人が「アレしかないな。」とおもむろに取り出した電気ドリル。しかも準備万端。この時を待っていたかのように…。しかし、ネットには恐ろしいことが書かれていた。「密封された弁当箱はもはや爆弾。吹き飛ぶかもしれない」と…。恐怖に耐えながら、電気ドリルをあてる。恐怖と老いで震える手を抑えながら…。
プスっ…。
穴が開いた。しかも普通に開いた。吹き飛ぶどころか、普通に穴が開いた…。
残り5分で完食。
開いたフタは、しなりすぎてヒビが入ってる。もうこれは箱としての役割は果たせそうにない。なぜなら、電気ドリルで穴があいているからだ。こうして開かずの箱を開けることに成功し、その訓練生はその弁当を5分で完食したのであった…。
まとめ
弁当箱のフタをつけたまま、電子レンジをまわすのはとても危険です。絶対にやめましょう。
最後の電気ドリルは最終手段でしたが、だれが何をしても開かない、この箱。しかもこの弁当箱は、あるてぃーからの誕生日プレゼント。しかも1週間前に渡したあの箱です。それが、こうなるとは…。
みなさん、電子レンジの過熱に注意しましょう。フタをとってレンジで温めましょうね。