就労移行支援あるてぃーのブログ:alti-okinawa

沖縄で就労移行支援と自立訓練(生活訓練)をおこなっています。

実習生「3名」体験

早くも実習生に変化の兆しが

 5月28日から1名、6月4日から2名、計3名の実習生を受け入れさせていただくことになりました。

 彼らは、まだ高校生。20代から50代まで幅広い訓練生が通うあるてぃーは、実習生にとって、今まで経験したことのない環境かもしれません。

 そして、通い始めは、緊張の様子でしたが、それも徐々に和らいでいくことでしょう。これから、1週間から2週間、彼らの変化を楽しみにしながら、一緒に訓練を頑張ります。

はじめてクラスに配属

 実習生3名が入るクラスは「はじめてクラス」です。はじめてクラスでは、生活リズムの安定と定着。そして、パソコン操作の基本と基礎を学ぶクラスです。パソコン初心者であったり、多少パソコンに精通していても、意外とパソコンの基本には疎いことがあります。そんな基本の「キ」を学べる「はじめてクラス」で実習生の皆さんは、1週間から2週間学ぶことになります。

早くも1週間で変化が

 5月28日から入校して間もない、実習生に早くも変化が表れました。最後に行う終礼で訓練生、実習生が輪になって「今日一日頑張ったこと」を発表する機会があります。あるてぃーの訓練生は、14名います。その中での発言は極度の緊張感です。あるてぃーに来て1週間が経った今日、しっかりと自分の言葉で「訓練が楽しかった。頑張った。」と発言できました。今までは、恥ずかしさから、なかなか言えませんでした。しかし、今日変化が訪れました。もちろん、周囲から大きな拍手が起きたことは言うまでもありません。

あいさつがキッカケ

 どうして、その実習生は、あんなに緊張していたにも関わらず、大勢の訓練生の前で自分の言葉で発言ができたのでしょうか?それは、訓練生の積極的なコミュニケーションであったのではないかと思います。彼ら訓練生も、最初は大勢の前で発言する毎に、緊張でした。会話そのものが、スキルアップしていることもありますが、生活基礎訓練やビジネス講座で学んだ知識が、ココで大いに役立っていると言えます。

 その中でも「あいさつ」は、忘れてはいけないスタンスです。そして、あいさつは、話をするキッカケづくりでもあります。あいさつを積極的に行えば、最初はぶっきらぼうでも、後から自然と会話に発展することはよくあります。訓練生は、これを実行して、緊張であふれそうになっている実習生のみんなにアプローチしているのです。それが、緊張を少しづつ和らげることができたと感じています。訓練生にとっては、その瞬間は、貴重な体験でもあります。

あいさつのスローガン

 あ、明るく。い、いつも。さ、先に。つ、伝える。この、「明るくいつも先に、伝える。」こんな単純なことで、会話がどんどんハズむんです